3Dプリンティングモデル作製の流れ

3Dプリンティングモデルは、差し歯の調整や仕上げの際に作業用の模型として用いられます。差し歯の完成後、差し歯と共に歯科医院へ納品し、歯科医院で一定期間保管されることが多いです。
基本的に他の使用用途はありませんので、保管期間の過ぎた模型は破棄されることとなります。

3Dプリンターをご存知の方は多いかと思いますが、3Dプリンターで作られたものを手に取ったりご覧になる機会はあまりないかと思い、当社では任意ですが患者様に3Dプリンティングモデルをお渡しいただけるように、専用のボックスにお入れしています。

専用ソフトで処理後の口腔内データ

データ処理

歯科医院から送られてきた患者様の口腔内データを、専用のソフトウェアで3Dプリンターで造形できるよう、処理を行います

3Dプリンターのソフトでシミュレーション

付属ソフトウェアで造形のシミュレーション

処理されたデータを3Dプリンターの付属ソフトウェアで計算とシミュレーションを行います

3D Printing

造形開始

計算後、造形が開始されます。大きさにも寄りますが、だいたい1〜2時間程度で完了します

造形後
サポート材除去中

造形終了

造形完了後、3Dプリンターから取り出し、周りに付いているサポート材を専用の薬品や高圧洗浄機による水圧で除去します

左がサポート材除去後、右が除去前
3Dモデル完成

完成

洗浄後は乾燥させ、3Dプリンティングモデルの完成です(1枚目の画像は左がサポート材除去後、右が除去前です)

 

3Dプリンティングモデルに関してのお問い合わせは当社までご連絡ください(※歯や口の中に関するお困り事や、治療に関してはかかりつけの歯科医院で受診してください)